Philharmonia Orchestra & Chorus, Karl Böhm – Mozart: Cosi Fan Tutte [3 SACDs] (1962/2021) SACD ISO

Philharmonia Orchestra & Chorus, Karl Böhm – Mozart: Cosi Fan Tutte [3 SACDs] (1962/2021)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:44:38 minutes | 6,6 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / EMI / Tower Records Japan – TDSA-200/02

ベーム没後40年企画。深く温もりのあるベームの指揮と秀逸な歌手陣による決定的名盤を高音質で再現!
世界初SACD化。最上の音質を目指し新規で本国アナログ・マスターテープより復刻。
歌詞対訳、新規解説含む140Pに及ぶ解説書付。
シリアル・ナンバー付800セット限定盤

2021年、ベーム没後40年企画としてこの曲の決定的名盤として名高い1962年の旧EMIとの録音を世界初SACD化音源として最新復刻!優秀録音盤。ベームらしい抜群な音楽の流れにより、歌手陣がそれぞれ最上の状態で歌唱を披露。緻密なシュヴァルツコップ、爽やかなC.ルートヴィヒ、存在感のあるA.クラウス等、聴きどころが目白押しです。マスターは良い状態で維持されており、素晴らしい音質で最高の名演が堪能できます。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。歌詞対訳、新規解説付。永久保存盤です。

ベームは2021年に没後40年を迎えました。他社でも復刻を進めていますがこの「コジ・ファン・トゥッテ」は白眉です。ベームのモーツァルト演奏は評価が高く、特にオペラではザルツブクルク音楽祭を始め各地で絶賛されました。その中でもこの曲は共演した歌手達からも最大の賛辞を受けています。正規録音は3種あり、ウィーン・フィルとの共演であるセッションの1955年盤とライヴの1974年盤も市場で高く評価されています。この1962年のフィルハーモニア管弦楽団との録音はそのなかでも決定盤として発売以来君臨しており、魅力的な歌手陣、演奏の精緻さと共にベームの手綱さばきが絶品であり、落ち着いたテンポでの歌いやすさが余裕を与えていることもあってか、素晴らしい成果をもたらしています。録音も細部まで良く捉えられており、特に今回の最新復刻で聴くと名盤の条件をすべからく満たしていると理解できるのではないでしょうか。従来のCDでは解像度が必ずしも良好とは言えなく、いまひとつ真価が伝わって来ませんでしたが、今回の霧が晴れたかのような生き生きとした音楽にぜひ注目いただければと思います。これは、やはりマスターテープの状態によるところが大きく左右しています。今回の復刻により、SACD(DSD)の特質であるナチュラルな声の質感やスケール感豊かなオーケストラの響きの相性の良さも、この盤の評価を更に高めることになると思います。
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