Berliner Philharmoniker, Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Ferenc Fricsay – Dvořák: Symphony No. 9; Smetana: Vltava; Kodály: Hary Janos Suite (1959-1961/2020) SACD ISO

Berliner Philharmoniker, Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Ferenc Fricsay – Dvořák: Symphony No. 9; Smetana: Vltava; Kodály: Hary Janos Suite (1959-1961/2020)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:18:48 minutes | 3,16 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Deutsche Grammophon / Tower Records Japan – PROC-2267

フリッチャイの代表的名盤。壮絶な気迫で圧倒される「新世界」他を、新規で本国アナログ・マスターテープより世界初SA-CD化!優秀録音。オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング

フリッチャイのDG録音の代表格と言える名演「新世界」と、同じくベルリン・フィルを振った「モルダウ」、そしてバルトークと並び生涯にわたって並々ならぬ熱意で取り上げ続けたコダーイの代表作のひとつ、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」を組み合わせた、まさに黄金の組み合わせのアルバムです。1959年録音の「新世界」は、重心の低いベルリン・フィルの底力とフリッチャイによる抜群のテンポ感と切り替えの巧みさを感じる演奏で、この録音に限らず、演奏に込めた壮絶な気迫が感じられます。数多くある録音を押し退けるだけの魅力的な演奏であり、収録から60年経った現在でも第一線に列せられる名盤でしょう。

「モルダウ」は早目のテンポで始まり、十分な余韻を含んだ中間部の解放感と流れるようなテンポが抜群であり、リハーサルの映像にも残っているように非常に緻密な指示とそれに応えるオケの力量により、稀にみる名演となっています。単独で演奏される機会も多く、こちらも多くの録音が残されていますが、この演奏もまた、フリッチャイらしさが感じられる録音と言えるでしょう。さらにコダーイの代表的な管弦楽作品である組曲「ハーリ・ヤーノシュ」はこの曲の決定盤と言っても過言ではなく、1954年に最初の録音を行ってから僅か7年後のこの再録盤はステレオとモノの違いはあるとは言え、より濃密にコダーイの世界を描き切っています。過度な民族性よりはむしろその普遍的な音楽性を重視した音楽作りは、多くのリスナーが納得する演奏に違いありません。また、この録音はフリッチャイが指揮活動を断念する僅か2ヶ月前の収録であり、最後期の録音のひとつであることも灌漑深いと言えます。
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当時のDGの録音は骨組みがしっかりした一見武骨とも言える太さがあるものの、高音質化により音像がシャープになり、間接音も豊かになったことで、当時の空気感や熱気も感じる音になっています。名盤度合いが高い重要な録音のため、「新世界」と「モルダウ」は以前ブルーレイ・オーディオでもリリースされていましたが、今回は新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化後、最新マスタリングを得て復刻していますので、さらに緻密な音を確認できます。尚、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」では録音技術がさらに向上しており、現在聴いても遜色のないほどのクオリティです。

今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、山崎浩太郎氏による新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第21弾は、計3タイトルを発売いたします。
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Tracklist:

Dvorak – Symphony No. 9 in E minor, Op. 95, B. 178 “From the New World”
01. I. Adagio – Allegro molto (10:03)
02. II. Largo (13:59)
03. III. Scherzo (Molto vivace) (8:15)
04. IV. Allegro con fuoco (12:08)

Smetana – Ma Vlast, JB 1:112
05. II. Vltava (11:06)

Kodaly – Hary Janos Suite
06. Prelude; The Fairy Tale Begins (3:27)
07. Viennese Musical Clock (2:08)
08. Song (5:45)
09. The Battle And Defeat Of Napoleon (3:45)
10. Intermezzo (5:14)
11. Entrance Of The Emperor And His Court (2:56)

Personnel:
Berliner Philharmoniker (1)-(5)
Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin (6)-(11)
Ferenc Fricsay, conductor

Note:
(1)-(4) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin on 5-6.X.1959
(5) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin on 23-24.I.1960
(6)-(11) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin 2-3.XI.1961

Editor: Rolf Peter Schröder, Hans-Peter Schweigmann (5)
Recording Producer: Otto Gerdes, Hans Ritter (5), Rolf Peter Schröder (6)-(11)
Balance Engineer: Werner Wolf (1)-(5), Gerhard Henjes (5), Günter Hermanns (6)-(11)

DSD remastering from the original analogue master tapes by Emil Berliner Studios in XII.2019

SACD ISO

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