Berliner Philharmoniker, Rafael Kubelik – Schumann: 4 Symphonies, Manfred, Genoveva [2 SACDs] (1963-1964/2019) SACD ISO

Berliner Philharmoniker, Rafael Kubelik – Schumann: 4 Symphonies, Manfred, Genoveva [2 SACDs] (1963-1964/2019)
SACD Rip | 2xSACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:33:50 | 6.17 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Deutsche Grammophon / Tower Records Japan – PROC-2226/7

クーベリックが得意としたシューマン、第1回目の録音を世界初SA-CD化。当時のBPOから歴史ある最上の響きを引き出した優秀な演奏&録音!オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング

クーベリックによるシューマンの交響曲全集は、この後の1978-79年収録のバイエルン放送交響楽団とのSONY録音も定評がありますが、このDGへの録音は、気力的にも十分であったクーベリックがカラヤン時代のベルリン・フィルを使って、強力な推進力を駆って果敢にドライヴしている印象を持つほど、強烈な印象を残す演奏です。1963年から64年にかけて完成し、DGとベルリン・フィルにとっては初のシューマンの交響曲全集となりました。1963年からクーベリックはDGと契約しベルリン・フィルとのセッション録音を開始。この年、シューマンの第4番の他に、ワーグナーの管弦楽曲集、ヘンデルの水上の音楽他やG.アンダとのシューマン&グリーグのピアノ協奏曲を収録するなど、後に名盤を言われているものを多く収録しています。

元々クーベリックは、14歳のときにフルトヴェングラー&ベルリン・フィルの演奏を聴いて指揮者を志したと言われており、両者の名演として名高いシューマンの第4番を最初期の録音に選んだというのは、意味があることかも知れません(フルトヴェングラーはちょうどこの10年前に同じイエス・キリスト教会で第4番をDGに録音)。当時の主な独墺圏の指揮者の多くは、シューマンの交響曲に関しては実演では第4番のみ演奏する場合が多かったこともあってDGには交響曲全集がそれまで存在していませんでしたので、若いクーベリックが起用されたのかも知れません。とは言いながらもドイツ・ロマン派の典型と言えるシューマンの作品はオケにとっても重要なレパートリーであり、当時40代後半であったクーベリックに対しての評価の高さを示していると言えます。これらの録音は後に録音するドヴォルザークの交響曲全集と並んで、両者の組み合わせの代表的録音であることは間違いありません。
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今回のSA-CD化では情報力が増し、各楽器の分離も向上していることから、より各曲の構造とそれに対するクーベリックの意図が掴めるようになりました。ベルリン・フィルの強固なアンサンブルと音の重量感がより演奏の評価を高めています。今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、増田良介氏による新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第19弾は、計3タイトルを発売いたします。
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Tracklist:

Disc 1
Symphony No. 1 in B-flat major, Op. 38 “Spring”
01. I. Andante un poco maestoso – Allegro molto vivace (11:30)
02. II. Larghetto (6:43)
03. III. Scherzo (Molto vivace) (5:55)
04. IV. Allegro animato e grazioso (7:18)
Symphony No. 2 in C major, Op. 61
05. I. Sostenuto assai – Un poco piu vivace – Allegro ma non troppo – Con fuoco (11:44)
06. II. Scherzo (Allegro vivace) (6:56)
07. III. Adagio espresssivo (9:23)
08. IV. Allegro molto vivace (9:26)
Genoveva, Op.81
09. Overture (9:27)

Disc 2
Symphony No. 3 in E-flat major, Op. 97 “Rhenish”
01. I. Lebhaft (9:49)
02. I. Scherzo (Sehr massig) (6:08)
03. III. Nicht schnell (5:09)
04. IV. Feierlich (6:05)
05. V. Lebhaft (6:14)
Symphony No. 4 in D minor, Op. 120
06. I. Ziemlich langsam – Lebhaft (11:33)
07. II. Romanze (Ziemlich langsam) (4:50)
08. III. Scherzo. Lebhaft (5:54)
09. IV. Langsam – Lebhaft – Schneller – Presto (7:40)
Manfred, Op.115
10. Overture (12:07)

Personnel:
Berliner Philharmoniker
Rafael Kubelik, conductor

Note:
(1-1)-(1-4) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin on 20-22.II.1963
(1-5)-(1-9) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin on 8-9.IX.1964
(2-1)-(2-5), (2-10) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin on 24-27.II.1964
(2-6)-(2-9) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin on 18-21.II.1963

DSD remastering by Emil Berliner Studios from the original analogue master tapes in VII.2019

SACD ISO

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